今、テキーラが熱い! らしいですよ。
原料の品不足、それに加えてアメリカでの空前のテキーラ・ブーム。
日本への入荷もままならない状態が続いてるそうです。
今年の夏にかけて、わが日本でもテキーラ・ブームが上陸するやも知れませんねぇ。
ここで、「テキーラってどんなお酒?」っていう方のために、ちょっとマメ知識...
テキーラは、竜舌蘭(りゅうぜつらん)というヒガンバナ科の多肉植物を原料とした、メキシコ生まれのスピリッツ(蒸留酒)です。
よく、サボテンで造られるなんて言う人がいますが、お間違えのないように。
こ〜んな形をした植物です。
→酒の原料として使われる竜舌蘭は3種類あるのですが、そのうち「アガベ・アスール・テキラーナ」という最高の品種で作られるのがテキーラとなります。
それ以外の原料では「テキーラ」とは名のれないと、法律で定められてます。
いわば、一級品なんですね。
それ以外の蒸留酒は「メスカル」とか呼ばれて、むしろ現地の人々はこちらの方を親しんでいるみたいです。
また、テキーラもウイスキー同様、樽熟成を行います。
熟成の長短によってその呼び名も変わるんです。
熟成なしの「シルバー」または「ブランコ」、2ヶ月以上熟成させた「レポサド」、1年以上熟成させた「アネホ」 となります。
好みにもよりますが、アガベ由来の青草臭やイモ臭が強い反面、シャープな香りで最もテキーラらしいのはシルバー・テキーラかも知れません。
カクテルとしては、なんといっても、テキーラを一躍、世界の酒へと発展させた最大の功労者、「マルガリータ」が有名です。
あと、ローリングストーンズのミックジャガーが愛飲したという「テキーラ・サンライズ」も忘れちゃいけませんね。
その他にも、シンプルにトニックウォーターで割った「テコニック」や、コーラで割った、「メキシコーラ」なんてのもあります。
でも、やっぱり、魅力的な飲み方は、テキーラをショットグラスであおりながら、ライムをかじり、塩をなめる。
現地でもポピュラーなこの飲み方が僕は一番テキーラに合っていると思います。
そんなテキーラですが、我が店にも、すごいテキーラが入りましたよ! テキーラ好き、必飲です!
その名も、 『
カサ ノブレ クリスタル』!(アネホも次期入荷予定です)
厳選した原料の選出。テキーラの基準を変えたとまで言われるこだわりの製法。
その高い品質は、アメリカで開かれる「ワールドスピリッツコンテスト」にて、アネホ、レポサド、クリスタルがそれぞれ、金賞、銀賞、ダブルゴールドメダルを受賞したほどです。
口吹きの手作りのガラス瓶、上品に彫刻されたメタルのラベル。
はっきし言って、このテキーラの右に出るホワイトテキーラはありません。「最高のホワイトテキーラを味わいたい」と言う方はゼヒ試してみて下さい。
謳い文句も『No lime,No salt,Only Casa Noble』 って、具合ですから相当な自信ですよ(笑)
僕個人的には、テキーラを飲むと、失恋して友達とカッポカッポ「ショットガン」であおり続けた、二十歳の頃のホロ苦い想い出がよみがえったりして、なんとも懐かしいやら、切ないやらって感じなんですが...
またあの「青臭さ」が「う〜ん、青春の味!」って感じなのよねぇ (*^。^*)
まあ、それは置いといて、憂鬱な気分の時はもってこいのテキーラ。
飲んでるうちにホントに陽気な気分になってくるから不思議です。
コレこそが、ギラギラと眩しいメキシコの太陽と、底抜けに陽気な人々の造り出したスピリッツの力なんでしょう!
いかがですか?今宵アナタも 『オ〜レ!テキーラ!!』なんて...。