アオダイショーぱにっく!?

いや〜ビックラこいたのなんのって...。

のどかな昼下がりに「ウキョーーーーッ!!!」と、僕の悲鳴が響きわたったですよ。

事の発端は僕が農業用の倉庫に仕掛けたネズミ捕りのペタペタシート。

近頃倉庫にねずみのフンがコロリコロリとしているので、いっちょ捕まえてやろうと思いビバホームで買ってきて5枚ほど仕掛けたのさ。

1日目。変化なし。う〜ん、びみょうかな?ねずみも賢いからね。

2日目。変化なし。う〜ん、気づかれてるかしら?

3日目。母ちゃんが僕を手招きしている。「ホレホレ」。...ん?もしや...

うぉ〜!ねず公!ぐぅえっ〜〜と!!だぜ!

見事に、約20センチ程の大物ミッキーがぺたりと張り付いてるじゃないですか!(ムフフ、さすがネズミ捕り名人のボク。)ちょいとほくそ笑む。

しかしこうしてまじまじとネズミを見ると何だか感慨深いものがありますねぇ。
顔はハムスターみたいでかわいいんだけど...。けっこうでかいし...。まだフギフギ動いてるし...。捕まえたはいいけど、さてコイツをどうしたもんか?

....ま、もうちょっとしてから考えよっと♪

_______そんな訳でその日はそのままにして僕は寝てしまったのであった。_____

翌日。

「昨日のねず公はどうなったかな〜?死んじゃったかな〜?」

なんて鼻歌交じりに倉庫のシャッターをボクが開けると、そこにはなんと....

ドギャギャーン!!(ジョジョの奇妙な冒険風に)
超大物のヘビがペタペタシートにくっついてウネウネしてるじゃあ〜りませんか!!
そして、彼は(彼女は?)鎌首だけをもたげ「なにさ」とばかりに僕を見つめている!

もうちょっとで腰を抜かすほどの近年まれに見るビックリ!
目の前に繰り広げられたこの惨劇!くっついたねずみに引き寄せられたヘビさんが自分もくっついてしまうなんて!?まぬけすぎる!

しかもヘビがでかいのなんの。今や珍しいアオダイショウですよ!どうしますか?

この状況。あなたならどう切り抜ける!?

ボクはその日、施設の慰問ライブがあったので呆然としながらもそのままにして出かけてしまいました。(帰ったら何とかしよう。 母ちゃんは「殺してうめっちぇ。」なんてのんきに言ってたがはたしてぼくにできるだろうか?...)

前回のコラムでその日のライブのことをまじめに書いてますが、実は心の中にはずっ〜とアオダイショーさんが引っかかっていたのです。

そして夕方、帰って来たボクが恐る恐る倉庫を覗くと...。

...ん?い、いない。いなくなっている。...なんてこったい!

そこにはネズミのくっついたシートだけが取り残されていた。
アオダイショーさんはあの強力ペタペタ地獄から自力で脱出してしまったのだ!2,3枚にくっついてたのに! 
恐るべしアオダイショー!そして僕の手を煩わせることなく、跡形も無く消えてしまったアオダイショー!(僕が見たのは幻かしら?と思わせるほどの消えっぷり)

さすが神の使い! さすが家の守り神! なんてグレイトなんだ!

おぉアオダイショー!  ビバ!アオダイショー!!  田中邦衛も青大将!!


そんなある日の出来事でした。

...捕まえちゃってすみません。m(._.)m
コレに懲りずに我が家を守ってね。

P.S.  そんな訳で写真が無いのよ。撮っとけばよかったよね。みんなにも見せたかった、あのエグさ。(笑)今思うと残念です。
でも、それでよかったのかな。なにせ相手は神様の使いですからね。




慰問ライブに行ってきました

20050625a.jpg

昨日は知的障害者更生施設に赴き、慰問ライブを行いました。
出演者は僕と、某「VA○’S BAR」のオーナーS氏。
S氏によるエレクトーン演奏と僕の弾き語り演奏のダブルヘッダーという内容です。

会場には施設の利用者とその父兄の方々で100名近い人が集まって、ちょっとしたコンサート会場の勢い。

普段、あまり外の世界と接触を持たない彼らには生の演奏にふれる機会というのがないので、皆この日をホントに心待ちにしてくれていたらしく、僕なんかが行ったんじゃもったいないって言うくらいの手厚い歓迎をいただいちゃいました。

今回で僕は2度目になるんですけど、こういったコンサートをやれることは本当に勉強になるし、考えさせられることも沢山あります。

自分の歌的にもね、やっぱりいつもとは違った心持になるし。

昔、自治会の「敬老の集い」に呼ばれて歌ったことがあるんだけど、そんときの心境にも似てるかな?
(「孫が歌ってるとでも思って気楽に聞いてね」なんていって歌ったんだけど、けっこうみんな泣いて聞いてくれたりして。)

なんのてらいもないって言うか、よけいな感情が入ってこないって言うか...。
本当に純粋に歌を聴いてもらって楽しんでくれたらいいなって言う心境になるよね。

普段はねぇ、やっぱりダメだね。そこが僕の未熟なとこなんだけど。
やっぱり、上手く歌おうとかいう気持ちがどこかにある。勝負するように歌ってみたり。(この場合の勝負とは自分自身との闘いかな)

知的障害者や社会的弱者と呼ばれる方々に対して「俺が歌ってあげる」なんておこがましさはこれっぽっちもないですよ。

彼らに対して歌うときに思うことはタダ一つ。「にせものは見抜かれる」って言うこと。
当たり前だけど心で歌うこと。「上手く歌ってやろう」とか「感動させてやろう」なんてよけいな雑念が少しでもあったらもうダメだね。
彼らは心が純粋な分だけ相対する人の心の汚さにも敏感に反応してしまうんだ。

だから僕もね、昨日は心からみんなと一緒に歌を、音楽を愉しもうっていう気持ちになってた。
僕の歌がみんなに伝わったかは解らないけど、「また来るよ」って言ったら「また来てね〜」ってみんな手を振ってくれた。
やっぱりうれしいよね。

日常生活においてはあまり自分から首を突っ込まないし、できれば正直あまり触れたくはない世界でもある。
街で障害者の方を見かけたってそのままやり過ごすことが多いし。

そんな自分の弱さが嫌になるんだけども、音楽っていう共通項があったおかげでみんなと触れ合える時間が持てたし、心を通わせることも出来た。
そして何より歌を通して、僕がみんなからパワーをもらっている。(これが重要!)

何の為に生きてんだろうって自暴自棄になってばかりの自分だけど、
何の役にも立たないギターばっかり弾いてて「俺何やってんだろう?」て自分に嫌気が差してばっかりだけれど、
今回のような機会をいただいて、皆が喜んでくれたことで少しだけ自分が救われたような気持ちになれました。

素直に「よかった」って思えた。

人はかかわり合いの中でしか生きてゆけないんですね。



今回の企画を考えてくれた施設スタッフの方々。
いっしょにセッションしていただいたS氏。
わざわざ聞きに足を運んでいただいた父兄の方々。
そして踊ったり歩き回ったり、笑ったり怒ったり、フンフン言ったり、自分なりの表現の仕方で歌を聴いてくれた利用者の皆さん。

心より感謝いたします。


村が燃えた日(坂本サトルライブレポ)

20050617b.jpg

村が燃えたといっても、同日にご近所で起きた放火事件の話じゃないよ。
そうです、ついにやってまいりました運命の日。
16日木曜日、坂本サトルライブ「TOUR2005 LIVE alone3」の日です!!

全国弾き語りツアーの一環として、一度は見放されたここ宇都宮の地に再び坂本さんがやってきてくれました!
(去年までの宇都宮は某ライブハウス「ヴォー○」で行われてきたんですが、あまりにお客さんが入らないのでもう宇都宮には来ない事になってたんです。坂本さんの名誉の為に言いますが、他県ではありえません。)

午後1時半頃に坂本さん御一行(3名)が店に到着。
今日はヨロシクと固い握手。一度店の感じを見たサトルさん、お昼ご飯を食べに外へ

機材の搬入を手伝う。(じょおくんあまりの機材の多さにビックリ。こんなにお店に入るかしら?と一抹の不安がよぎる)
近くのラーメン屋でお昼ご飯を済ませたサトルさん、お店に入りリラックスムードで雑談をしながら計4本のギターの弦を順に張り替えはじめる。

ちっさいお店でスミマセン。いやいやそんなことないですよ。とか、宮フォーク村の名前の由来とかちょこちょこといろんな話をする。(その間、僕がはじめて買ったジガーズサンのシングルCD「何もしてあげない」にサインしてもらったりもする。)
「何もしてあげない」はライブで歌われることは無いんですか?との問いに「う〜ん、でもそんな事言われると歌ってみたくなるなぁ」って言ってくれた。

3時半頃、PAの準備も出来ていよいよリハーサルに取り掛かる。(いつもながら一流のプロのリハを間近かで見ることほど勉強になることはありません。)
リハーサルのさなか、シャレで「何もしてあげない」を歌おうと試みるが、本人すっかりキーを忘れている模様。そこでCDをかけて確かめる。
イントロを聞き「OK,OK。レギュラーでやってたんだ。」と言ってまた軽く歌い始める。が、やっぱりよく思い出せない。
「...次回、やります。」と、テレ笑い。PAの方と「甘酸っぱい」と言って笑い合う。

そんなこんなでリハーサルも無事終了し、まもなく客入れの時間。サトルさんは今回の為に用意した6階の使用していない店舗(楽屋)へ。

会場時間。お客様が続々と到着。小さい店が見る見る満員に。結局、当日券の方も含め予定人数を超え、立ち見のお客様も数名。準備万端。主役の登場を待つ心地よい緊張。

7時10分、サトルさん登場!待ちに待ったこの時、ライブスタート!!

参考までにこの日のセットリストを紹介します。

M-01・ようこそ(即興的に歌う、日替わりのアドリブソング)
 〜MC〜
M-02・愛の言葉
M-03・赤い月
 〜MC〜(ここの楽屋に人が住んでた(?)話等で盛り上がる。)
M-04・野菜畑の空の青
M-05・フェイ
M-06・Dream Of EAGLES(「楽天」の公式応援歌。会場の照明を全て消し、皆で歌う。名づけて「宇都宮作戦」が行われる)
 〜MC〜(去年の宇都宮があまりに人が少なく、皆恥ずかしがって歌わない状況から急遽編み出した、会場の照明を全て消す(もちろんステージも)方法。「宇都宮作戦」(笑)の説明。あれ以来ずっと続けてるらしい。)
M-07・こりない僕ら
M-08・8年間
 〜 一部終了。サトルさん退場。休憩10分 〜
M-09・オートバイに乗って(日替わり曲)
M-10・缶ビール(日替わり曲)
M-11・コーヒーカップは空っぽ
M-12・君にくらべれば
M-13・Jolly
M-14・アイニーヂュー
M-15・天使達の歌
 〜MC〜(今日のライブに至る経緯を話し、発起人の三品さんと僕を紹介してくれる。「今日のライブがよかったと思った人はあの二人に感謝して」と、ありがたいお言葉。「こういう人が一人いてくれるだけでその街がまた好きになる」「宇都宮、また来るよ!」と、言ってくれて僕的に感無量。)
M-16・灰の降る夜
M-17・さらば(即興的に歌う、日替わりのアドリブソング)

大盛り上がりの中、ライブ終了!めずらしく「今日はもう飲むぞ!ビールもって来て!」と、ステージ上で乾杯! 本人も大満足な感じ。
「今日のライブはね、実は会場費がタダなんだよ。普通はありえないよね。その男気にこたえる為にも、この後店は平常営業するから残れる人はお金を落としていって欲しい。チャリーンと。..チャリーンとじゃダメだ!バサッとね、バサッと。(笑)俺も飲むからさ!」
なんてステージ上で言ってくれてまたもや感無量な僕。

その後、グッズ販売、サイン会を経て無事に終了。お客様も皆さん満足げに帰られていきました。サトルさんは楽屋へ。

機材搬出。残ったお店の常連のお客様方と共に皆で手分けしてお店を元の状態に戻す。想いは皆一つ「早く打ち上げをしたい!」(笑)

11時過ぎ、フォーク村平常営業。ナント!サトルさんチームも打ち上げに加わり皆で打ち上げ!ファンの人ってゆーか僕と三品さん達にとっては夢のようなひと時。

サトルさんチームが帰られてからも僕のテンションは下がらず、お店が終わってから久しぶりに酒飲んじゃいました。(医者からは止められているのですが_(^^;)ゞ)

長い一日が終わり、また忘れる事の出来ない夜が一つ増えました。皆さん、おつかれさま。そして本当にありがとうございました!

P.S.
 ライブ終了後、エレベーターの中で「正直こんなにお客さんが集まってくれるとは思ってなかったよ。ホントにありがとう。今日は感動的だ」と言ってくれた言葉、忘れられません。
 僕も沢山の感動をサトルさんにいただきました。また来年、宇都宮でお待ちしています!
 ツアーの後半も全国に沢山の感動を伝えてください。無事の成功をお祈りしています。
ありがとうございました!




フィンガーピッカーは虫なのだ!?

20050612.jpg←見よ!このかっちょよさ!イケてます。

夕べは「赤崎郁洋」さんのアコースティックギター・ソロ・ライブが行われました。

観に来た皆さん、如何でしたか?楽しんでいただけましたでしょうか?

僕的にはインストのみのライブということで一抹の不安はあったのですが(今までの経験上、眠くなるパターンが多い)、ライブが始まってみればそんな心配はどこへやら。

えてして単調になりがちなフィンガーピッキング・ギターのライブですが、いろいろな奏法を取り入れたり、1曲ごとにおもしろMCを入れて変化をもたせたりと、とっても楽しめたライブでした。

二人のときにもいろいろとお話が聞けて勉強にもなったし。

お店のスパゲティも褒めてもらえたし。(食べてから思い出したんですが、プロのフレンチ・シェフだったんですよね)相方も喜んでました。

中でも印象的だったのはリハーサルから本番直前までずっとギターを弾いていたことかな?
今までもいろんなプロの方は来ましたけど、本番前まであんなにひたすらギターを弾いている人はいなかったですねぇ。
1時間半近く弾いてましたよね。
日々の練習もかねているのかな?とも思ったんですが、まぁ正に呼吸をするがごとく自然に弾いてました。
ほっとけば一日中弾いている勢いで。
しかもちっとも苦痛じゃなく。

これがプロなんだなって思いましたよね。てゆ〜か、これでなければプロにはなれんです!!(ちょっとカンニング竹山風)

「本の虫」なんて言葉はありますが、まさに「ギターの虫」を見た気がしましたネ。

僕は何の虫かな?
自分を忘れるほど没頭できるものは何かあるかしら?

.....う〜ん、う〜ん.....................

...............................ないっ!!
 
    

     な、情けな...。( ̄□ ̄;)








 

男のライ・ウイスキー

ライ・ウイスキーって知ってますか?
アメリカン・ウイスキーの中の一つなんですけど(4タイプありまして、その他、バーボンウイスキー・テネシーウイスキー・コーンウイスキーがあります。)

違いは何かって言いますと、バーボンが主にトウモロコシを原料(51%〜80%)にしているのに対して、ライ麦を51%以上使用しているものを言います。

独特の香りと、バーボンよりも深いコク、スパイシーな香りが特徴でアメリカの初期のウイスキーはこれだったと言われてます。

カクテルで言うと、かの有名な「マンハッタン」にはベースにライ・ウイスキーを使うのでいっぱしのBARには必ず置いてあるでしょう。

バーボンが好きな方にはゼヒ一度飲んでいただきたい一品ですね。
僕的にはバーボンよりも男っぽい印象がありまして(実際、味も辛口でガツンと来る)ハードボイルドを決めたい夜にはもってこいなんじゃないかなって思います。

ちなみに、バーボンも原料の比率の微妙な違いによって各銘柄で味わいが違うんですよ。
トウモロコシが比較的多く使われている「I.W.ハーパー」のスムーズな味わい。
ライ麦の代わりに冬小麦を使ってメローな味わいを醸し出しているのは「メーカーズ・マーク」。
ライ麦を多く使っているのは、ご存知「ワイルド・ターキー」 
どうです?だいたいのイメージがわかるでしょ?

そんなライ・ウイスキーですが村にもじょお君オススメの一本が入荷しましたよ!
これです!20050531a.jpg
 『ヴァンウインクル・ファミリーリザーブ・1985アンチルフィルタード・ライ』

ウイスキー評論家のマイケル・ジャクソン氏(ポー!の方じゃないよ)にも高い評価を得ているヴァンウインクルのライウイスキーですが、さらにコイツはライ・ウイスキーとしては珍しいアンチルフィルタード(無濾過)で瓶詰めされたこだわりの一品!。樽から出したそのまんまの味を楽しめます。味わいはココアやバニラ、コショウのスパイシーさをニュアンスに持つ骨太な仕上がり!。

スコッチ・モルトなんかに比べて個性に乏しいと受け取られがちなアメリカン・ウイスキーですが、なかなかどうして奥が深いですゾ。
ゼヒ一度おためしあれ♪

Profile

image
JOE
シンガーソングマスターやってます

New Entries

Comment

Categories

Archives(212)

Link

Search

Free