トリノオリンピック 〜中盤を終えて〜

世界記録保持者、前回メダル獲得選手、ワールドカップ上位者、等々・・・
メダルを期待された選手がことごとく、失格、予選敗退、等々・・・
メダル争いに加わることすらないまま、中盤を終えた。

今回のトリノ大会、原田選手(スキー・ジャンプ)のまさかの失格から
嫌な雰囲気は漂っていたものの、こんなにも有力選手が、決勝に進むことすら出来ず、
敗れ去っていく事になるとは、誰が想像出来ただろうか・・・?

スピードスケートに至っては、1984年のサラエボ大会から
6大会連続のメダル獲得記録も今回で途絶えてしまった。
五輪実施種目で世界記録を持つ唯一の日本人、「加藤条治」を
もってしてもメダルには届かなかった・・・。

ただ見ているだけの我々は、ついつい「メダルメダル」と期待してしまい、
これまでの結果に落胆してるファンも多数いるだろうが、誰よりも本人達が
一番悔やまれる大会だろう・・・。

オリンピックもいよいよ終盤戦。
これから自分の競技を迎えるアスリートには
本当に悔いのない試合をして欲しいものである。

フィギュアスケート・五輪代表決定

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ついにトリノ冬季五輪・フィギュアスケート代表決定!

昨季の国際大会の成績によって、各選手決められたポイントに、
今季グランプリシリーズとGPファイナルなどの2大会、全日本選手権のポイントが
加算された結果、安藤美姫選手が1位、村主章枝が2位、荒川静香が3位となった。

最近の安藤選手の不調も選考の過程で話題に上がったようだが、
6月に定めたポイント制を重視するという結論に達し、そのままポイント上位の3人が選出された。

安藤選手本人も全日本選手権が6位という結果に終わり、
今回のトリノはあきらめ、次のバンクーバーに気持ちを切り替えようとしていた
矢先の代表確定の朗報はとても嬉しいものだったに違いない。
トリノまでに悔いの残らない調整をして欲しいものだ。p(^ ^)q ファイト〜


さてさて、全日本選手権でも2位に輝いた浅田真央選手だが・・・なんとびっくり!!!
出だし→トリプルアクセル→続いて→トリプルアクセル&連続ジャンプ!!
トリプルアクセル(3回転半)を2回決めちゃいました!!!
女子史上初の快挙ですっ!!!凄すぎる!!!パチパチパチパチ
男子ですら難しいとされているのに、本当に末恐ろしい選手だ!!
さすがに後半はバテたようで、3連続ジャンプが入れられないなどミスも出たが、
本人はトリプルアクセル2回が跳べて良かったと笑顔でコメント。
いや〜本当にカッコいいよ、真央ちゃん。これからも度肝抜くような演技期待してます!


全日本フィギュア選手権・結果
女子:
1位・・・村主章枝(3大会ぶりの優勝)
2位・・・浅田真央
3位・・・荒川静香

男子:織田信長の末裔、信成敗れる・・・
1位・・・高橋大輔
2位・・・織田信成
3位・・・中庭健介

アイスダンス:
1位・・・渡辺心・木戸章之組(同大会3連覇)
2位・・・都築奈加子・宮本賢二
3位・・・坂頂みなみ・坂頂達也


トリノ五輪・フィギュア代表
女子:
 村主章枝(ソルトレークに続く2度目)
 荒川静香(長野以来)
 安藤美姫(初出場)

男子:
 高橋大輔(初出場)

アイスダンス:
 渡辺心・木戸章之組(初出場)


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上記写真は朝日新聞社のasahi.comより引用。
著作権は朝日新聞社にありますので、無断転載を禁じます。

氷上クライマックス(フィギュアスケート・GPファイナル)

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トリノ五輪に向け、様々な競技で代表を決める試合が行われているが、
フィギュアスケートもいよいよクライマックスだ!

相変わらずの安定した演技で、ほとんどノーミスでショートプログラムを1位で通過した浅田真央選手。
このブログでも再三にわたり、彼女のジャンプの完成度の高さ・美しさは
取り上げてきたので、今回は彼女のスピンに注目したい。

足を背中の後ろから後頭部へ回し、上がった足のブレードを片手でつかみ、
もう一方の手で補助しながら回転するビールマンスピン。
上がった足が頭より高くなる必要があるので、非常に難易度の高いスピンだ。
デニス・ビールマンという選手が最初に披露したことからその名が付いた。


このビールマンスピンといえば、左足でも右足でもどちらでも出来る、
ロシアのイリーナ・スルツカヤ選手だ。彼女のビールマンスピンは本当に素晴らしい。

ハーフビールマンまでなら使用していた日本選手も、ルール改正の影響もあるため、
今シーズンは積極的にビールマンスピンを取り入れてきたが、まだまだ完璧とは言えない。

浅田真央選手はそのビールマンスピンを片手を開き、
オリジナル片手ビールマンスピンとして披露している。(前回の記事の写真
天才には不可能はないのか?本当に恐れ入る・・・。

ま、それはさておき、浅田真央選手が年齢制限にて、
五輪出場は出来ないという現状では、注目するのはやはり、「安藤美姫」選手だ。
ショートプログラムでは、3つのジャンプは成功させたものの、
最後のスピンでバランスを崩し、手をついてしまうミスで3位にてフリーに挑む。
「明日のフリーでの演技では、4回転やります」と意気揚々と語る彼女。
表彰台にあがれば五輪代表内定が決定する今回のGPファイナル。
明日は4回転サルコーを成功させて欲しい。
大会終了翌日18日は18歳の誕生日だしね〜♪p(^ ^)q ファイト〜。

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氷上の妖精

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フィギュアスケート・グランプリシリーズ第4戦フランス杯で
浅田真央が今季初のGPシリーズ初優勝を飾った!!
今季からシニアデビューした彼女だが、GP出場2戦目での快挙。

相変わらずの完璧なジャンプには、本当に感動させられる。
昨季ジュニアタイトルを総なめにし、すでに世界から注目されている彼女。
その期待を裏切らない完璧な演技で、会場中でスタンディングオベーションが巻き起こった。

ジュニアで圧倒的な強さを魅せ付けていたとはいえ、彼女はまだ弱冠15歳。
年齢制限で、トリノ五輪の出場資格もないのだ。(2004年7月1日現在で、15歳に達してなかったため)
しかし、技術・演技力はもちろん、体力的にも厳しいとされていたシニアの壁をあっさり破った。
やはり彼女の究極とも言える、美しく完璧なジャンプがそれを可能にしているのだろう。
現役では世界で2人しか跳んでいない、トリプルアクセルは完璧、
安藤美姫の4回転サルコーより難易度の高い4回転ループも練習している。
15歳の天才ジャンパー浅田真央、今後も目が離せない選手だ。


特例にて五輪出場・・・と、ファンなら誰しもが期待するところだが、
今のところ、その可能性も薄いようだ・・・。
(なんとかならないもんかな!?)


上記写真はスポーツニッポンWEBより引用。
著作権はスポーツニッポン社にありますので、無断転載を禁じます。

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