シャンハイ天ぷらそば
ある日のお昼
ダースまさし(父)が「そばが食いたい」などとのたまうものだから
「そば食いに行きたい」などと言うものだから
母ちゃんとまさしを乗せて3人で蕎麦屋へ行きました。
なんてアンビリーバボーな組み合わせでしょう。
この3人でメシ食いって!
まぁ、それはいいとして
いたたまれない気持ちをグッとこらえて僕は座席につく。
だいたい終始無言の僕。
まさしは上機嫌に一人でぺらぺらしゃべってる。
僕と母ちゃんはだいたいスルー。
メニューを見る。
じっと見る。
そしてまさしがポツリ言う。
「シャンハイ天ぷらそばってなんだ?」
『なにをまた訳の分らん事を言ってんだ』と思いつつ、その問いかけにも僕と母ちゃんは案の定スルー。
「俺あったかい天ぷら蕎麦にする。」
「じゃぁお母さんもそれにしようかな。」
まさしの言う事そっちのけの2人。
『シャンハイ蕎麦?なんだそれ?そんな蕎麦あるわきゃねぇだろ。』
と、口に出しては言えないツッコミを心でつぶやきながら、僕はまさしが見ていたメニューに目をやる。
メニューにはこうあった。
野菜海老天ぷらそば ¥−−
野菜海老天ぷらうどん ¥−−
海老天ぷらそば ¥−−
海老天ぷらうどん ¥−−
コレ→ 上海老天ぷらそば ¥−−
上海老天ぷらうどん ¥−−
シャンハイってっ!!たしかに読めなくねえけど、「老」をぬかすな!「老」をっ!!
イメージでメニューを見るんじゃないっ!
と、言えないツッコミをまたもや心で叫びながら、僕は目を細め遠くを見ていた。。
「シャンハイ天ぷら蕎麦」...
さぞや異国情緒溢れるオリエンタルな蕎麦なんだろうなぁ。
やはり恐るべし、ダースまさし。
彼の心の謎は永遠に解ける事はない...。
ダースまさし(父)が「そばが食いたい」などとのたまうものだから
「そば食いに行きたい」などと言うものだから
母ちゃんとまさしを乗せて3人で蕎麦屋へ行きました。
なんてアンビリーバボーな組み合わせでしょう。
この3人でメシ食いって!
まぁ、それはいいとして
いたたまれない気持ちをグッとこらえて僕は座席につく。
だいたい終始無言の僕。
まさしは上機嫌に一人でぺらぺらしゃべってる。
僕と母ちゃんはだいたいスルー。
メニューを見る。
じっと見る。
そしてまさしがポツリ言う。
「シャンハイ天ぷらそばってなんだ?」
『なにをまた訳の分らん事を言ってんだ』と思いつつ、その問いかけにも僕と母ちゃんは案の定スルー。
「俺あったかい天ぷら蕎麦にする。」
「じゃぁお母さんもそれにしようかな。」
まさしの言う事そっちのけの2人。
『シャンハイ蕎麦?なんだそれ?そんな蕎麦あるわきゃねぇだろ。』
と、口に出しては言えないツッコミを心でつぶやきながら、僕はまさしが見ていたメニューに目をやる。
メニューにはこうあった。
野菜海老天ぷらそば ¥−−
野菜海老天ぷらうどん ¥−−
海老天ぷらそば ¥−−
海老天ぷらうどん ¥−−
コレ→ 上海老天ぷらそば ¥−−
上海老天ぷらうどん ¥−−
シャンハイってっ!!たしかに読めなくねえけど、「老」をぬかすな!「老」をっ!!
イメージでメニューを見るんじゃないっ!
と、言えないツッコミをまたもや心で叫びながら、僕は目を細め遠くを見ていた。。
「シャンハイ天ぷら蕎麦」...
さぞや異国情緒溢れるオリエンタルな蕎麦なんだろうなぁ。
やはり恐るべし、ダースまさし。
彼の心の謎は永遠に解ける事はない...。