ギターについて
イチローは、自分のバットは他人に絶対に触らせないし、他人のバットにも触らない。
って話を聞いて、納得。
やっぱりそうだよね。
職人にとっての道具ってそういうモンだと思う。
俺って、物に対するこだわりってあんまりないほうなんだけど...。
人の箸だろうが、茶碗だろうが気にしないで使っちゃうし(笑)
車なんかもかんっぜんにアメ車感覚だしね。ぶっつけようがお構いなしw。足ぐらいにしか思ってない。
なんてったって、座右の銘は「てきとう」ですから。
それがね〜、こと「ギター」に関してだけはダメなのよ。
掃除なんかしたこと無いくらいの俺が、使うたんびにフキフキフキ...
面倒くさがりの俺が、出来るもんならば、毎日弦を張り替えたい!くらいで(笑)
みょ〜に神経質になっちゃって。
んで、イチローじゃないけど、やっぱり、なるべくなら他人に触れられたくないもん。
考えてみりゃ、いくつか理由はあるんだけどね。
ギターってさ、マイクとかスピーカーといっしょで、
音を出すモノって、普段出してる「音」を出す為に「適した音」を出すように変化するんだよね。
例えば、スピーカーだったら、クラシックばっかり聴いてる人のスピーカーってクラシックを聴くのに適した「音」を出すように変化するように。
マイクもそう。だからプロはライブでは自分専用のマイクを使う人が多い。
ギターも一緒でさ、普段からガンガン鳴らす人のギターは音量も鳴ってくるし、小さな音でしか弾かない人のギターは鳴りも繊細になる。
ようは、その人にあった「音」に変化してくるんだよね。特にアコギはほとんどが「木」だから、その変化が顕著。
そういった部分において、「自分の音」ってのを作る為にも、あまり違うタッチの音を出させない方がいいよね。って〜のが一つ。
あとは、やっぱり精神論になっちゃうんだけど、楽器には魂が入るってゆうか、オーラが「こもる」もんだと思うから。
んで、俺の場合は、人に弾かせる時も、自分が好きな人(人間的にネ)じゃないとイヤ!ってゆう気持ちがすごくあってさ...(笑)
嘘みたいな話だけど、10年位前、ライブやってた時に頼まれて、ギターを人に貸した時があったのよ。
お気に入りのギターだったから、その時はイヤだったんだけど。
場のノリでそうなっちゃったってゆうかね...
そしたら、次の日、そのギターのボディが真っ二つに割れてたってゆうエピソードがありまして。
それ以来、嫌いな人に弾かれる事がトラウマになりました(笑)
偶然かもしれないけど、俺はまんざら偶然だとも思わなくって、やっぱり俺の「負」の気持ちに反応したんだと思ってる。
楽器って愛着を持って接すると、それくらい魂がこもるもんだと思うし。
自分が好きな人に弾かれてる分にはゼンゼンOKなんだけどね。
なんだろ。
まぁ、今んとこ、お店でそうゆう事はないから安心ですが(笑)
そういや、こないだ松本君が来た時に話したんだけど、
ギターが調子悪いんだけど、代わりになるギターが無いから困った。みたいな事を言ってて。
「誰かに借りるとかはしないの?」って聞いてみたら、「う〜ん...やっぱり自分のを人に貸したくないから、人にも借りたくないんだよね」って言ってた。
分かるよ!松本君、その気持ち(笑)みたいな会話をしたっけ。
きっとさ、ミュージシャンにとってギターって「彼女」みたいなもんなんだよね。
そう思うのは俺だけかな?
憧れてた存在だったのに、付き合ってみたら「なんか違う」とか(笑)
人のギターがみょ〜に良く見える。とか。だけどやっぱり、俺にはコイツが一番だよな、なんて思いなおしてみたりとかさw。
テクニシャンに抱かれてると、へんに嫉妬してみちゃったりしてwwウホホ
「道具」として見る以上に、感情を移入してる部分があるね。
考えてみりゃ、俺も今まで、そうとうな数の「娘」達と付き合ってきたけど、未だに「一生をコイツと共に」ってギターとは出会ってないんだよね。
全てをささげる「衝撃の音」を求めて、とっかえひっかえ、未だに迷い、探してる。
そう考えると、やっぱり俺って浮気性なのかちら?
ヤバイ!ばれた?
知ってたって言わないように(笑)
そんな訳で、ギターを語りだすととめどないので、続きはまた次回に♪
2008/03/20(Thu) 16:27:26 | 日記
Re:ギターについて
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