変なオバちゃんに遭遇?

今日は7時に店開けたのさ♪
最近深夜の宇都宮がゴーストタウンと化しているので(笑)
しばらく早く開けようかと思ってね。
ホントはもっと早く開けたいんだけど、いろいろあってね〜...なかなか思いどうりにはいかないのよ。
まぁ、でもしばらくは7時オープンで行くつもりなので、ヨロピクね!

さて、そんな話は置いといて...

お店を早くに開けた俺は、いつものように看板を置きに外へ行った。
歩道に出ると正面にベンチが置いてあるじゃない?
そこにね、なにやら怪しげなオバちゃんが一人で座ってたんだよね。

紙袋?みたいな大きな荷物を両脇において、黒い帽子に黒い服。
一見こぎれいじゃない感じだけど、良く見るとこぎれい?(フジコ・ヘミングみたいな感じに見えた)なオバちゃんだった。

そのオバちゃんが、看板動かしたり、ポスター貼ったりしてる俺をじっと見てるんだよねー。
気にしない振りをしてたんだけどさ。
することが終わった俺はまだ人通りの多い街を眺めながら、歩道にしばらく立っていた。

ほしたらそのオバちゃんが立ち上がって俺に寄って来た!
なんだ?と思ったら、俺に紙のようなものを渡そうと差し出している。
道でも聞くのかなと思って、その紙を見てみたらなにやらワケの分からない漢字?のような文字が走り書きで4文字書いてある。

何じゃコリャ?と思いつつ、オバちゃんに「何これ?」と聞いてみたら、「お礼」だって。
「ベンチ借りたから。あんたのとこのだろ?」
「いや、うちのじゃないですよ。ミンナのですから、大丈夫ですよ。」
「あぁ、そうかい」
オバちゃんは無愛想にそう答え、「フンッ」って感じ。
「なんて書いてあんの?名前?」
「違う」
「何か意味あるの?」
「...」

多くを語ろうとせず、オバちゃんは半ば強引に、その紙切れを持ってろとばかりに俺に手渡すと、大きな荷物を抱えてヒョコヒョコと歩き去ってしまった。

しばし呆然と立ち尽くす俺。
なんだったんだ?と思いつつ、もう一度その紙切れに目をやった。
その時、初めてその4文字の漢字が理解できた。

「 将 来 有 望 」

将来有望って!(苦笑)いやぁ〜たまげたね。
思わず鼻の穴もピコッと開いちゃいましたヨ!

あのオバちゃんは何者だったんだろう?
何かあると人が喜ぶようなことを書いて渡すことを習慣にしてる人だったりとか?
それにしても34になる俺に「将来有望」って!
俺はいつから花咲くんだっちゅ〜の!
何か俺に見えたのかしら♪
まだまだ希望は捨てちゃいけないな!コリャ(笑)

...な〜んか不思議な出会いがたまーにあるのよねぇ。

ひょっとしたらあのオバちゃんに逢う為に今日店を早く開けに来たのかも...。
な〜んて思いながら、なんとなくありがたい気もするその紙切れを、カウンターの中に張ってみた俺であったとさ。
                         
2005/11/10(Wed) 4:38:30 | 日記
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JOE
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