ノスタルジア

今日、ドリフやってたね。
特番で20年ぶりの生コントをやってた。

小学3年になる兄貴の子供が家に来てて、一緒にテレビ見てたんだけど、
ま〜うけるのナンノ。
「ぎゃははは!」と大爆笑。笑い転げててあまりのうけっぷりに見てるこっちも可笑しくなっちゃった。

ココまで爆笑してるのもあんま見ないなぁと思いつつ、あらためてドリフの偉大さを再確認。
今はこんなストレートなお笑い番組って無いよね。
変に理屈をこねくり回したような笑いばっかりで、子供たちが素直に大笑いできる番組が無い。
だから子供たちがどんどん理屈っぽくなっちゃうんじゃないの?
もっとシンプルでいいんだって。「うんこちんちん」で大笑いしてる子供のがかわいいよ。

そう考えるとさ、俺たちの子供の頃は幸せだったなぁって。
何も考えずに大笑いできる番組がいっぱいあった気がする。
メシ食いながら兄弟で大笑いして転げてた。

子供の頃の話だけど、ある夜、いつものように親父が怒って怒鳴り散らしててさ。
晩飯時の我が家はピリピリとして、静まり返っちゃって。
でも何だかテレビではドリフをやってたんだよね。
俺は怒られながらも横目でテレビをちらちら見てた。
そしたらコントの中で「恐怖の5秒間」ってやってて。
会場に大きなスクリーンが降りてきてD、C、B、A、@..ってきた。
どうなるんかと思ったら、最後に加トちゃんの「アイーン」って顔がアップでドーンって。
ただそれだけなんだけど、
「...ブッ!ギャハハハッ!!」って、その瞬間こらえてた笑いが大爆発。
あまりの俺の笑いっぷりに張り詰めていた家族もビックリして。
でも何だか急に和んじゃってさ。「しょうがないねぇ」見たいな感じで...。

幼い頃のほんの一場面の記憶なんだけど、なぜかその場面だけは今でも鮮明に覚えてるんだよね。
いや〜ホント、ドリフは偉大でしたよ。

子供は笑ってなくちゃダメだ。
コロコロと笑い転げて育たなければ。

俺たちは笑い転げて育った。
さほど娯楽が無かった分、思いっきり笑った。
情報化社会なんかじゃなかったから、みんな同じものを見て真っ直ぐに笑った。
ドリフ、さんま、たけし...。あの時代と共にみんな俺の中に居る。

今、腹の底から笑うことなんて無くなってしまったけれど、
今夜はほんの少しあの頃に戻れたような気がした。

「ドリフターズ」に感謝。
またDVDが売れるんだろうなぁ。
2005/10/02(Sat) 22:35:05 | 日記

Re:ノスタルジア

恐怖の5秒間、懐かしいです。かとちゃんは「でーん!」じゃなかった?」

すーぱーぺるる(2015/05/26(Tue) 10:28:15)
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