その後

震災から2週間が経った。

次第に落ち着きと日常とを取り戻しつつあるように見えるが、不安がなくなったわけじゃない。

夜、震災の状況を知りたいとテレビをつけたら、NHK以外の民法各社の番組はほぼバラエティ番組ばっかりになっていて、すこし驚いた。
笑いは確かに必要だが、少し早くないか?今の時期もうちょっと時間を割くべきことがあるんじゃないか?とも思う。

すぐ隣に、原発の危機を抱えながらの、バラエティ番組には笑ってられない。
このギャップはなに?


夕べのフォーク村は、
震災後初めてといっていい賑わいだった。
ありがたかったし、みんな無事で元気そうでほっとした。
震災前の日常を少し取り戻したかのようで、僕自身もずいぶん救われた時間だった。


でも、現実はまだ何も解決していないんだよね。
避難所では、夕べの寒さでお年寄りが何人も亡くなったらしい。
海水には今も高濃度の放射能が流れ込んでいるらしい。

この日本で、まさかまさか、自分の子供が放射能汚染に晒される日が来るなんて、夢にも思ってもいなかったから。
毎日、動揺しています。

俺はいい。大人だから、あきらめもつく。
でも、何も知らない息子の無邪気な笑顔を見ていると、心が痛む。

一日も早く、平安な日々が訪れることを祈るばかりです。


昔読んだ本に書いてあった詩が、震災の後ずっと頭から離れなくて。。。
作者も知らないし、なんとなく覚えてた詩だったから、気になってその本を探してもう一度読み返してみた。

「きけわだつみのこえ」の渡辺一夫氏の巻頭文に引用されていた、フランスの詩人、ジャン・ダルジューの詩の一文でした。

       
              死んだ人々は
              還ってこない以上
              生き残った人々は
              何がわかればいい?
              
              何がわかればいい?



竹原ピストルLIVE

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27日(日曜日)
待ちに待った竹原ピストルさんのLIVEが村にて行われました!

昨年に引き続き2度目の来村です。
前回は「旭川フォークジャンボリー」の横嶋師匠とのツーマンでした。

今回は、実質ワンマンになるのですが、ピストルさんのご指名(?)で、僕が共演させていただくことになりまして、恥ずかしながらピストルさんのオープニングをやらせていただくことになりました。

オープニングとは言いつつも。。。自分の店とは言いつつも。。。

僕としましては、
尊敬するアーティストの方に自分のステージを見られてしまうわけですから、少しも気を緩めるわけにはいきません!
今の僕の出来る限りの精一杯の力を出さなければ、それは失礼ってものです。

そう思いながら気張って演っていたら、つい1時間弱も歌ってしまいまして、
結局、前座なんだかツーマンなんだかわからなくなっちゃいました(笑)

ピストルさんにもライブ中のMCで

「ツーマンは恐縮なので、前座でけっこうです。。。と、言いつつも30分強のステージをきっちり使いつつ、完璧な流れで「勝ち」にくるあたり、マスターの本質を見た気がしてうれしくなりました(笑)
このツアーは、武者修行と言っていいと思うんですが、そういう意味では「宇都宮」にJOEあり!と、心に刻んでおこうと思います。」

なんて、言ってもらえて。。。
同じ歌うたいとして、少しばかり認めてもらえたような気がして、ホントに嬉しかったです。

ピストルさんのLIVEは、そりゃあもう、相変わらず気合十分に熱のこもった、汗まみれの素晴らしいステージでしたよ!

歌詞の深さ。情景が浮かぶ。
これ以上ないくらいにかすれながらも、パワフルで、人を引き付けるその声。
ギターを抱えて唄う、その立ち姿はまるで浪人のようで。隙がない。
「本物」とは、こういった人をいうんだろうな。と、思いながら。
少しでも「本物」を学ばせていただこうと、この両目にしっかりと焼き付けていました。


ライブ後。
共に飲みつつ、打ち上げ。
憧れの人と語り合える幸せ。
歌の話。ボクシングの話。。。酒も進んでいくうちに気も緩み、なんだか昔からの友達みたいな不思議な感覚。
「ピストルで、いいよっ」って言ってくれた。さすがにまだ呼び捨ては出来なかったけど、うれしかった。
酒も進み、
お開きの頃には、僕は何度もフライングクロスチョップをくらっていた記憶があります(笑)
なんだか、とっても幸せな時間を過ごすことが出来ました。


春には新しいアルバムも出来る予定とのこと。
また是非、歌いに来てくださいネ。
「次回はツーマンですよ!(笑)」と、念を押されましたので、それまで少しでも精進して、ピストルさんの相手として恥ずかしくないステージが出来るようにがんばります。

次の日の朝、久しぶりの二日酔いで頭はグワングワンとしてましたが、気分は妙にさわやかで。
帰り道では、僕の頭に「相田みつを」さんのこんな詩が浮かんでいました。

「生きていてよかった と、思うことの一つ
 人間が 人間に逢って 人間について 話をするとき」

僕にとって、宝物のような時間でした。

ピストルくん、ありがとうね。また逢いましょう!!


〜北條ヒデノブ セットリスト〜

・土曜の夜君と帰る(泉谷しげるカヴァー)
・僕が本当にほしいものは
・一粒の愛
・サマー・ジェネレーション
・化粧(中島みゆきカヴァー)
・Keep on Running!
・君を選んでいれば

〜竹原ピストル セットリスト〜

・BROTHER
・フィッシュオン
・旅路の風の中旅路の空の下
・浅草キッド(ビートたけしカヴァー)
・最終電車は次の町へそしてまた次の町へ
・BOY
・まだ若い廃墟
・ファイト(中島みゆきカヴァー)
・君の影 僕の影
・GURU×GURU
・キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
・オールドルーキー
アンコール
・諸々大丈夫だよ
・ふうせんガム

※今回のライブレポを、竹原ピストルさんのブログでも書いてくれています。
 よかったらゼヒご覧になってください。

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JOE
シンガーソングマスターやってます

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