「終身刑」実る日まで

今日はちょっとまじめな話。

何から話せばいいのか迷うんだけど。

アルベルト・ストッキさん(50才)という京都在住(イタリア・スイス両国籍)の方がいます。
この方は2004年5月、当時宮崎市に住んでいた自宅に侵入した男に放火され、妻公子さん(当時46)と二女友理恵さん(当時12)を失いました。

逮捕された男は「仕事や借金の事でいらだっていた」と、動機を供述。
男には放火などで複数回の服役歴があり、出所後も数十件の放火を繰り返した。
ストッキさんは極刑を望んだが、判決は無期懲役。

「何度も犯罪を繰り返すものが社会復帰していいのか。同じような被害者を増やしたくない」
そう思い、ストッキさんは昨年7月から署名活動を始めました。
学校や教会などを中心に用紙を配り、今年5月に一巡目の行脚を終えた。
二巡目は各都道府県庁や警察など自治体に協力を求めている。

バイクによる移動距離は計6万8千キロ。
これまでに約5万人分の署名を集め、年内にも法務大臣に手渡したい考えだという。
目標は10万人。
「法律が新設されるまで署名活動を続ける」という...。

このストッキさん、実は昨年放送された江原啓之の番組「天国からの手紙W」に出演されていたんだよね。
内容があまりに衝撃的だったんで今でもよく覚えていたんだけど、

この方が今年の8月暮れに宇都宮に来ました。
県庁や市役所を訪れ、署名活動の協力を呼びかけに来たんです。
当時下野新聞などで記事になってたから覚えている人もいるかな?
その時、新聞にストッキさんの連絡先が記載されていたので、僕は迷わず彼に電話しました。

そして、署名活動に協力させて欲しいのだがどうすればよいか聞いたところ、その時すでにバイクで福島に移動していた彼は、後日資料を郵送するのでそれに署名をして送っていただきたい。との返事を得た。

テレビで拝見していた彼と直接話しているのがなんとも不思議な感じがしたのを覚えている。
夏真っ盛り。猛暑の日中での会話だった。

そして、約束どおり後日、署名用紙が僕の自宅に届けられた。

ところで

皆さんはこの「死刑」「終身刑」問題、どうお考えでしょうか?

僕は常々、どうして日本には「終身刑」がないんだろうと疑問に思ってきたんですよね。
仮出所が許され、20年もすれば出て来てしまう現在の「無期懲役」制度は理解しがたい。
「死刑」と「無期懲役」との格差があまりにもありすぎて、「死刑」さえ免れればラッキー!みたいな感じじゃない?
欧米のように死ぬまで監獄から出られない「終身刑」が必要だと強く思うんだよね。
その方が絶対に犯罪の抑止にもつながると思うし。

何より自分の愛する人を殺した輩が、ある程度すればのうのうとシャバに出て来て暮らしてるんだぜ。そんなの耐えられるかい?許せるかい?

「死刑」にしたって、なにも殺せばいいってもんじゃないとも思うし。
「死んだ方が楽」ってことがあるからね。そんなことより寿命を迎えるまで生き恥をさらさせ、反省を促したほうがよっぽど意味がある。

江原さんも言ってたけどね、
霊的真理から見ても、必要なのは「死刑」ではなく「終身刑」なんだって。
「死刑」はこの世に恨みを残して死んだ犯罪者の憑依を生み、殺人の連鎖を繰り返させてしまう。
それよりも寿命を迎える最後の1日まで自分の犯した罪を反省させるべきなんだと。

まぁ、この辺の問題は非常にデリケートな問題で難しいんだとは言ってますけど。


以上の事を踏まえた上でね、僕はストッキさんの署名活動に協力させていただこうと思ったんです。
僕一人が署名したところで微々たるものかもしれないけれど、つもり積もれば大きな力になるだろう。
アリの一穴がやがては大木をも倒すように。

こういった行為は普段あまりしないんだけど(どちらかといえば毛嫌いする方なもんで)、今回は自分でも不思議なくらいスッと行動に移してたんだよねぇ。

大事な事は「実践」すること。
何もしないよりは、とりあえず具体的に「行動」してみた方がいいはずと、僕は信じるんだよ。
「行動」してみることによって、そこからまた新たに見えてくるものもあるだろう。

だから僕自身の力でも知り合いや友達に頼んで出来る限りの署名を集めたいと思っている。

今回、この思いに賛同してくれる方がいましたら、村にも署名用紙は置いてあるので是非協力してください。


ちなみに彼が出演した「天国からの手紙」という番組ですが、村にビデオ・データがあるので言っていただければ観る事ができます。

はじめて見た時、僕は涙をこらえるのが精一杯でした。

長かった9月...

inekari.jpg
稲刈り風景でした(コンバインの上より)


もうすっかり肌寒くって、秋だねぇ。

ようやく田んぼも終わりそうだよ。
今日は午前中は田うない。そして午後は「アキニシキ」の出荷でやんした。

思えば今月は長かった。
1日にお不動様に会いに行ったのがはるか昔のように感じるもん。

そんな9月ももうじき終わり。
怠け者の僕も今年はようがんばった!がんばった!!(誰にも褒められないから自分で褒めるのだ(笑))

ちなみに今年の出来ばえはやっぱり「不作」だったね。
どこでも「今年は穫れない」って嘆いてるよ。
天気が悪かったからねぇ。こればっかりは仕方がない。

それでも、うちなんかはまだ良く穫れたほうじゃない?1反部8俵以上穫れてるもんね。
昨年みたいな豊作の年で9表だったから。
まぁ、ヨシとしましょう!

新米は、こないだ1回食べたけどやっぱりうまいね〜!欲しい人いましたら売りますので言ってね♪

さぁ、そして10月に入ったらもっと大変な人生のイベントが待ってますよ〜!

その為にもパワーをつけてがんばらないとね!


稲刈り終了〜

しばらくです(笑)

いや〜ここんとこご無沙汰で、まめに開いた見てくれてた方、スミマセンでした。

毎日へとへとに疲れちゃってねぇ、なかなか更新も出来ずにいました。

ようやく今日で「稲刈り」もひと段落ついた感じで。

ホッと一息。かな?

まぁ刈るのが終わったってだけで、やることはまだまだあるんだけどね。

とりあえず、顔出しとかないと!と思いまして(笑)

そうそう、村のHPもリニューアルされまして!

どう?なかなかいいでしょ?

よりかっこよく、見やすくなって心機一転、頑張りますよ〜!

...と、気合を入れてみたところで、

とりあえず、明日も朝っぱらから「籾ずり」なので今日はもう寝ますね(笑)

皆様も良い休日を♪

おやすみなさいませ〜。

恐怖の胃カメラDAY

今日は恐怖の胃カメラ検査の日でした。

先月辺りからずっと胃の辺りの調子が思わしくなく、医者に言ったら「前回やってから3年経ってるし、この辺で一回やっといた方がいいんじゃないの?」と、言われ

「はぁ...あの〜、バリウムとかじゃダメでしょうかね?」
「バリウムやっても細かいところは分らないからね。胃カメラのがいいよ。」
「はぁ...じゃあ...やります」

って、つい言っちゃったのよ〜〜〜!!!

それからの2週間は指折り恐怖を数える生きた心地のしない日が続いたのです。

思い出すのは3年前にやったあの時の情景。
あのカメラを突っ込まれた時の目ん玉飛び出るほどの衝撃!
酒飲んで吐く時の100倍くらいのおえつ感!
串刺しにされた鮎の気持ちがちょっぴりわかった気がしたものです。

そんな訳で、今朝も胃カメラの夢を見てうなされながら目が覚めてしまいました。

「とうとう、この日が来てしまった。」

ろくに眠れぬままに朝を向かえ、午前9時。
まるで絞首台に上る罪人の如く面持ちで、とぼとぼと近所のクリニックへ向かったのでありました。

病院についてからの流れの速いこと。

着いたとたんに便意を催したので病院のトイレでウンチをプリッとして出てきたら、ドアの外で看護婦さんが笑顔で待ってました。
「北條さんですね。ご案内しますのでこちらへ〜」

なんて言われて検査室へ。検査服に着替えてしばし待機。

「北條さん、どうぞ〜」
「はい。」プルプル...

検査室に入ると目に入る死刑台。もとい、検査台。

まず、胃の働きを弱める注射を右肩に打つ。「筋肉注射ですので痛いですけど異常じゃありませんので」
プスッ
なるほど、痛い。

そして、ゼリー状の麻酔薬を看護婦さんからスプーンでお口にア〜ン♪
この麻酔薬を適当に怠ると後で大変な事になるので、しっかりと上を向いてのどに留める。
ゴックン。『あっ飲んじゃった』

なんて思ってるところへ本日の担当医登場。

そして先生からとどめのスプレー麻酔をのどにシュッ。
その刺激でさっそく「オエ〜ッ」。「大丈夫ですか?」看護婦さんに心配される。

そしてついに検査台へ!!もう戻れない。帰れない。引き返せない。まな板の上の鯛とは正にこの事。口にリングをくわえさせられ、なんとも間抜けな哀愁漂う状態。
そこに黒い物体がスルスルと入ってくるじゃぁあ〜りませんか。

3年前よりも機械が新しくなり、検査が楽になったと聞いていたので少しは期待していたのだが、期待していた分、裏切られた時の衝撃が大きいものです。

前回よりはのどを通る時の衝撃は少し楽になってましたが、今日はなんだか胃の中を見てる時にも「オエッ」「オエッ」となってました。

やっぱりつらい!あぁ、早くこのぶっといのを抜いてちょうだい!どうにもこうにもやるせないこの気持ち!
たまに胃の中の映像に目をやると、意外と胃の中はきれいなもんで、『何も見つからないでちょ〜だいよ〜...オエッ』と、祈る気持ちで必死におえつ感をこらえながら耐える!

ひたすら耐える!!ここが男の見せ所!か、どうかはわからんが根性で耐える!!

どの位の時間が経った事でしょう。やがてスルスルと黒い物体は引きずり出され、僕の口からスポッと抜けたのです。

『お、終わった〜〜〜』

その時、僕の目からは熱い涙が!口からはよだれが!キラリと流れ落ちたのさ。

そうして、検査台を降り先生の所見を聞く。

結果は...めでたく異常なし〜〜!キレイだって言ってくれました。

う、うれしい(ToT)

よかった。これでまた、生きられる。なんとありがたいことでしょう。

同時にやった血液検査、検便も異常なし。

つらい検査だったけど、気になっていた胃の方は何も無い事がわかったので安心しました。

この喜びを〜何に例えよぉ〜〜♪なんて思わず歌ってしまうほどです。

昼からはハードな百姓仕事が待ってましたが、喜びパワーで3人分の仕事をしちゃいました!

昨日までの僕とは一味違うぜ!

そう、なんてったってオイラの胃は「健康」だったのだからさ〜!!ムハハハ

普段「不健康」がウリ(?)な僕だけど、今日だけは「健康」と言わせておくれ。

この喜びは「胃カメラ」をやった人の特権だもんね〜〜♪


いや〜〜それにつけても、胃カメラ。もう二度とやりたくないね。





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JOE
シンガーソングマスターやってます

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