FIVB ワールドグランドチャンピオンズカップ2005・結果

ポーランドが中国に勝ち、日本がアメリカに勝つという厳しい条件をクリアすれば、
銅メダルの獲得だったが、残念ながらその夢は絶たれてしまったグラチャン最終日。

最終戦アメリカに負け、1勝4敗で5位に終わった日本。
今夏のワールドグランプリ覇者のブラジルが5戦全勝で初優勝。
米国が4勝1敗で2位。アテネ五輪金メダルの中国は3勝2敗で3位。


2005年を「北京五輪を見据えた土台づくりの年」と位置付け、
「変化とスピード」をテーマにチームづくりを進めてきた柳本ジャパン。
アテネ五輪を経験した竹下佳江、高橋みゆき、杉山祥子、大友愛を中心に、
6月からのワールドグランプリで菅山かおる、吉澤智恵といった新しい戦力を起用。
9月のアジア選手権では19歳の木村沙織を約1年ぶりに招集、いきなりスタメンとして起用している。
「土台づくり」とは言え、常に進化をやめない。それが、この1年間の全日本が歩んできた道程だった。

そして2005年総決算となるグラチャンでは、ベテランの熊前知加子と、
腰痛を克服してきた大山加奈の長身アタッカー2人を呼び寄せた。
180cmの熊前と187cmの大山の加入で、「サイドの高さ」という武器を手に入れた。
残念ながら、熊前は合宿最終日で代表落ちしてしまったが、180cm以上の選手が多く、
近年の全日本にはなかった大型の布陣である。

このチームをどのような方向に持っていくのか、いまいちはっきりしなかったし、
1勝4敗という結果も非常に残念な今大会だったが、3年後の北京五輪はすぐにやって来る。
このグラチャンの苦い経験を、成功に向けての良い反省材料として更なる進化を遂げて欲しい。
来年以降の全日本にも大いに期待したい。

1年間お疲れ様でした。感動をありがとう!!!
1位 ブラジル(5勝0敗・セット率7.500・得点率1.232)

2位 アメリカ(4勝1敗・セット率3.000・得点率1.068)

3位 中国(3勝2敗・セット率1.375・得点率1.126)

4位 ポーランド(1勝4敗・セット率0.500・得点率0.923)

5位 日本(1勝4敗・セット率0.500・得点率0.890)

6位 韓国(1勝4敗・セット率0.214・得点率0.840)
2005/11/21(Mon) 01:12:54 | スポーツ
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おのっち

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